プロダクト

光と影のヒーリング。持ち運びできるライト

この商品について

 沖縄では古来から、民具の素材や神の依り代と崇められてきた植物・クバの葉。その葉を巧みに編み上げ、空間をスピリチュアルなシーンへと演出する照明器具が誕生した。沖縄県 沖縄デザイン戦略構築促進事業(平成20年度)で開発されたモデル商品、「散光」である。フランスやイタリアのグローバル企業でプロダクトデザイナーを務めたザビエ・ムラン氏と、沖縄でバスケットアーティストとして活動する小川京子氏がアイデアを練り上げたコラボレーション商品だ。手軽に持ち運びできるよう取っ手を付け、リビングや寝室、テラスなど、その時々、思い思いの場所で優しい明かりに癒される照明器具を目指したという。

 床置き型としての骨格を籐で形作り、乾燥させたクバの葉でシェード部分を編み上げている。材料とするクバの葉は、小川氏自らが山に分け入って採取してくる。木の成長を妨げないよう、1本のクバの木に対して1年に1度だけ、1枚の葉を採るのだという。その貴重な葉を日光に当てて乾燥させること2週間。すると緑色をしていた葉から色が抜け、生成り色へと変化していく。「草を編む、縄をなうということは原始工芸」と語る小川氏は、「七宝結び」という技法で素材を編み合わせる。それから生まれたモノが人と出会い、モノを通して人と人が結び出されることに創作の意義を感じるそうだ。

 植物の葉を編み上げたシェードを透かして幽玄な光がフロアに落ちるさまは、雲間を縫って差し込む美しい月光のよう。それと対をなして描き出される静かな陰影が、沖縄の原風景ともいえる心おだやかな時間へと誘う。

メイン写真 : 中の電球をクリア色にするとシェードの葉脈の影がくっきりと浮かび上がり、美しい。白熱級では柔らかな明かりになり、異なる表情が生まれる。注文を受けてから製作に取りかかるため、手元に届くまで少々時間がかかる。床置きライト 2万8,000円
写真1 : チェストの上や床など、置き場所を選ばない。天然素材を生かしたナチュラル志向のインテリアとして魅力を放つ
写真2 : ランダムに交差した光と影のモザイクが床に落ち、幻想的な空間を演出する。「一個一個が独立している節を結ぶと面になり、丸めると立体になる」という工程が、小川氏の思想と合致するのだという
写真3 : 素材のクバは、植えてから7年の時を土の中で過ごした後に芽を出すという

ディレクション=momoto編集部

ここがフラッグシップ!

神聖な植物・クバの葉を編み上げたランプは、空間にスピリチュアルな癒しのエッセンスを添える

散光

沖縄県 沖縄デザイン戦略構築促進事業(平成20年度)で開発されたモデル商品
フランスやイタリアのグローバル企業でプロダクトデザイナーを務めたザビエ・ムラン氏と、沖縄でバスケットアーティストとして活動する小川京子氏のコラボレーション商品。小川氏は、世界各地の民族に受け継がれている“編み”に関する技法や植物素材の研究でも高い評価を得ている。

商品についてのお問い合わせ

Studioゆい
電話:098-948-1008
URL:http://www.studio-yui.com
e-mail:s-yui@tedako.net

※取扱商品の在庫につきましては上記までお問い合わせください。

沖縄ウェディング

ビーチパーティー

Flagship OKINAWA Channel

実際の商品を手に取れるショップ