ワイン通を名乗るなら知っておきたい!ワインの名産地【まとめ】

ワイン通を名乗るなら知っておきたい!ワインの名産地【まとめ】

産地別のワインの生産量

世界では日本人が想像できないほどのワインが作られている。
世界で最もワインを生産しているのはイタリアだ。
その量は48.5ミリオンヘクトリットル。
日本人に馴染みのある単位に直すと、48.5億リットルということになる。

次に多くのワインを生産しているのはフランス。
その量は、約47億リットルだ。
3番目の生産量を誇るのはスペインで、約41億リットル。

この3つの国が飛び抜けている状態がしばらく続いている。

ワインの主な産地① イタリア

世界で最もワインを生産し世界に流通させているイタリア。
ブドウが健康に育ちやすい地中海性気候であることがその最大の理由だ。

そのイタリアのワインの特徴や銘柄を紹介していこう。

イタリアワインの特徴

イタリアには、この国に太古から根付いているブドウ品種が数千種類も存在していると言われている。
こうしたことから、非常に多種多様なワインが作られているのが最大の特徴だ。

最新の技術を取り入れるワイナリーも増えてきているとのこと。
一方で伝統的な作り方を踏襲するワイナリーも多く、これもイタリアワインの多様性を生み出している要因となっているようだ。

簡単に言ってしまうと、飽きが来ず、イタリアワインだけでもいろんな味や香りや歴史が楽しめるということになるね。

代表的な産地

イタリアワインを語る上で外せない産地は、ピエモンテ。
この地で育ったネッビオーロというブドウは、高級ワインの原料となっている。
渋みと酸味のインパクトが強いワインが作られ、長期熟成にも耐えられる品質を持っているのが特徴だ。

ヴェネトは、イタリアの中で最もワインを作っている地域。
暖かく安定した気候があることが、その大きな理由だね。
赤ワインも白ワインも、非常に多くの品種を用い、ワイナリー独自の個性あるワインが作られている産地として知られている。

イタリアワインの代表とも言われているワイン「キャンティ」を生産しているのがトスカーナ。
イタリアの文化圏でもあり、赤ワインの名産地としても有名だね。
イタリアワインが知りたいなら、トスカーナのワインから試して見るべきだ。

有名な銘柄

イタリアワインを知る上で重要な銘柄を紹介していくよ。
これを飲んでおけば間違いなしのワインたちだから、イタリアに興味を持ったらまずチェックしてみよう。

バローロ ル・コステ・ディ・モンフォルテ

種類 赤ワイン
産地 ピエモンテ
価格帯 6,000円前後
味や香り 味や香り:ネッビオーロのみを使って作られた赤ワイン。
力強く、渋みと酸味が強いのが特徴。
熟成するほど味わい深くなる強い生命力も持っている。

サンタ・クリスティーナ・キャンティ・スペリオーレ

種類 赤ワイン
産地 トスカーナ
価格帯 2,000円前後
味や香り 味や香り:トスカーナのキャンティを代表する銘柄。
とてもフルーティーで、かつしなやかで優しい舌触りが特徴的。
上品だけどフルボディに近い重みも感じられるね。

ワインの主な産地② スペイン

世界で3番目にワインを作っているスペイン。
イタリアやフランスの陰に隠れがちだが、とても良質なワインを作っていることでも知られている地域だ。

そんなスペインワインについて掘り下げてみよう。

スペインワインの特徴

スペインは生産量こそ世界第3位だが、ワイン用ブドウの耕作面積は世界トップ。
エリアによって気候が異なるのが特徴で、地域ごとにワインの味や香りが変わってくるのも、この国のワインの特徴だ。
ブドウ品種は多いものの、その中の20種類ほどでほとんどのワインが作られている。

一番の特徴は、熟成期間の長いワインが多いこと。
フレッシュなワインは少なく、味や香りが馴染み、樽の風味もしっかりと加えられてから出荷されるワインが、他の国と比べても多い傾向だ。
時間と手間をかけてワインを作っているワイナリーが多いことがうかがえる。
だからこそ、ぶどうの栽培面積は世界でもトップなのに、生産量はフランスやイタリアよりも低くなっているわけだね。

熟成されるワインが多いということは、赤ワイン中心の国とも言える。
白ワインの割合も増えてきているけど、やはり注目されるのは赤ワインだね。
ただ、近年ではスパークリングワインや酒精強化ワイン、フレーバードワインなどの生産も盛ん。
質も高まってきているので、今後は生産量も世界のトップになるかもしれない。

代表的な産地

リオハは、「第二のボルドー」と表現されるほど、質の高い赤ワインを作っている産地として有名。
赤ワインの原料のほとんどがテンプラリーニョ種で、伝統的な作り方をしているワイナリーが多いのも特徴だね。
ただ、最近では醸造期間の極めて短いフレッシュワインの生産も盛んになってきている。

スペインワインを語る上で外せないのが、カタルーニャ。
かなり昔からワインが作られていて、ワインのタイプが限定されないのも特徴的。
赤、白、スパークリング、ロゼなど、どれもレベルが高く、世界中に愛飲家が存在している産地でもある。

甘口ワインの産地としてその名を轟かせているのが、アンダルシア。
コルクの産地としても有名で、酒精強化ワインであるシェリーも生み出している、ワインの一大生産エリアだ。
特にアンダルシア内のヘレス地域のワインは、シェイクスピアの作品などに度々登場。
昔から多くの人を魅了している。

有名な銘柄

スペインワインで有名な銘柄をチェックしてみよう。
他の国とは一味違うワインが見つかるはずだ。

アルトス・イベリコス・パルセラ・デ・グラシアーノ

種類 赤ワイン
産地 リオハ
価格帯 3,000円前後
味や香り スペインを代表するワイナリーである「トーレス」が作り出す1本。
香りがとても強く、非常にフルーティー。
濃厚な味わいで、濃い味のお肉料理にも負けない力強さを持ち合わせている。

ラ・イーナ フィノ

種類 白ワイン
産地 アンダルシア・ヘレス
価格帯 2,500円前後
味や香り 味や香り:スペインが誇るシェリー。
白ワインだがブランデーが加えられているため、味わいや香りは非常に濃厚。
ナッツのフレイバーが香ばしく、後味もしっかりと残るインパクトの強い1本だ。
しかし、しつこくはなく果実味も感じられるため、シェリー酒初心者でも飲みやすいだろう。

ワインの主な産地③ フランス

ワインといえばフランス、という人も多いはず。
それほど世界で有名なフランスでは、どんな地域でどんなワインが作られているのだろうか。
それを見ていきたいと思う。

フランスワインの特徴

世界の富豪やセレブが欲しがる超高級ワインを数多く生み出しているのがフランスだ。
質の高さでは世界でトップと言ってもいいだろう。
一方で、庶民でも手の出しやすい低価格なワインも大量に生産。
この上下の格差が激しいのも、フランスワインの特徴だ。

フランスにはワインのための法律がある。
格付けも存在し、定められた基準をクリアしなければ、その格付けも称号も与えられない。
こうやってフランスワインは品質を保っているわけだね。

代表的な産地

フランスワインの二大名産地として知られているのが、ボルドーとブルゴーニュ。

ボルドーは、赤ワインの名産地だが、甘口のデザート系ワインとして有名な貴腐ワインなども高品質なものを多数作っている。
このエリアで作られる赤ワインは「ワインの女王」とも呼ばれていて、エレガントで複雑な味わいが特徴。
それを生み出しているのが、複数の品種のブドウを混ぜ合わせて作られる手法だ。
あらゆるブドウの味が複雑に絡み合うだけではなく、生産量を安定させることもできるため、常に質の高いワインが提供できる理由になっている。

ブルゴーニュは、ボルドーと違い、1つのブドウ品種だけでワインが作られている。
ピノ・ノワール、ガメイ、シャルドネなど、使ってもいい品種は決められていて、非常に管理が厳しいのもブルゴーニュワインの特徴だね。
味わいは力強く、渋みや酸味などがハッキリとしていることから、「ワインの王様」とも呼ばれているよ。

他にも、リースリングを原料とした白ワインで有名なアルザスや、日本でもおなじみシャンパンを作っているシャンパーニュなど、クオリティの高いワインを作る産地が数々ある。
それぞれの地域の代表的なワインを飲んでみるのも面白いかもね。

有名な銘柄

フランスワインの中でも有名で、ちょっと高価なワインを紹介していこう。
人生で一度は口にしてみたいワインばかりだ。

オスピス・ド・ボーヌ マジ・シャンベルタン グラン・クリュ

種類 赤ワイン
産地 ブルゴーニュ
価格帯 300,000円前後
味や香り 味や香り:飲む機会があったらラッキーという代物。
ピノ・ノワールのみで作られたこの赤ワインは、苦みや渋み、酸も適度に含む複雑で繊細な味わい。
一口一口表情を変えるような面白みをもったワインでもある。
単一品種で作られたとは思えない入り組んだ味は、間違いなく世界最高峰だろう。

アルマン・ド・ブリニャック・ブラン・ド・ブラン

種類 シャンパン
産地 シャンパーニュ
価格帯 300,000円前後
味や香り 見ためからインパクト大のシャンパン。
黒く輝くボトルと、“A”の文字とスペードが合わさった印象深いロゴは、すぐにアルマンドだと気づかせてくれる。
シャルドネの爽やかさと適度な酸味が炭酸と合わさって、とても幸せな気分にさせてくれる1本。
鼻に抜ける爽やかな後味も最高だ。
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