プロダクト

白の革に紅型を染め描いたオリジナリティ

この商品について

 沖縄特有の色彩で鮮やかに染め描いた紅型と革細工のコラボレーションを革細工職人の林尚生さんは「BINGATA GA(ビンガタガー)」と名付けた。「GA(ガー)」とは革のことだ。紅型の鮮烈な色彩をそのまま革に表現するために、白の表革に染めたいという思いが始まりだった。紅型作家の千葉聖美さんと幾種類もの牛革で根気よく染めの試作を繰り返し、革の下処理の手法を追求してきた。それまでは、どちらかというと男っぽい革製品を手がけてきた林さんだったが、女性の心をくすぐるアイテム「BINGATA GA」が誕生した。

 丸みを帯びた形状もどこか愛らしい。それはきっと、裁断から縫製、穴開けまで一つひとつ手作業で仕上げられていく温もりが宿っているからだろう。細かな手縫いのステッチがゆるやかな丸みを作り出し、鮮やかな紅型の革と縫い合わせた茶系の革との色のコントラストが、より一層、立体感を際立たせている。

 林さんがデザインを考える時、大きさや使いやすさはもちろん、どこにもない「RAKUSYOU./楽尚」っぽさとは何なのか、他の職人とも具体的な表現で交わすわけではない。それでも、試作品を作りながら、切り取ったパーツを見比べながら、自然と「RAKUSYOU./楽尚」の革製品としてイメージが統一されていく。

 生活の中で、常に使ってもらえるもの。丁寧な手仕事から生まれた革製品は、いつも使い手の日々の暮らしのそばにある。

メイン写真 : 「BINGATA GA」携帯ケース。左から「花づくし」「さくら」「菊」。120mm×75mm、11,130円
写真1 : 「使い手が求めているもの、喜んでくれるものとは。」林尚生さんにとっての永遠のテーマだという
写真2 : 革の重ね具合や針の通し方でゆるやかな丸みが生まれる
写真3 : 人々をやさしく見守る空想上の動物をモチーフにしたキャラクターやロゴの焼印を押して、フィニッシュ
写真4 : 縫い目の穴や金具止めの穴を開けるのもすべて手作業
写真5 : 紅型を革に染めるには、下処理の手法が大きな鍵となった
写真6 : 三線に使われるパイソン(ニシキヘビ)の革をコチニール(エンジ虫)で薄紅に、琉球藍で藍に、フクギで黄に染めた携帯ケースシリーズも。写真右から2番目は、染を施していない。8,820円〜
写真7 : キーケース、コインケース、名刺入れ、パスケース、アクセサリー、マース(塩)ストラップ、マースキーホルダーなど、さまざまなアイテムがそろう

文=西野美和子
写真=青塚博太
ディレクション=momoto編集部

ここがフラッグシップ!

色鮮やかな紅型をそのまま表現するために、白の表革の下処理法を考案

BINGATA GA 携帯ケース - RAKUSYOU./楽尚

林 尚生(はやし・ひさお)
1976年、三重県生まれ。沖縄県立芸術大学進学のため、沖縄へ。起業家支援の空き店舗事業で1坪ショップをオープンしたのを機に、2004年に本格的に革製品の店舗・工房を立ち上げる。「RAKUSYOU./楽尚」は自身の名と「たのしむことを大切に」という思いを込め、名付けたもの。

商品についてのお問い合わせ

RAKUSYOU./楽尚
住所:那覇市首里山川町3-5 1F
電話:098-886-8122
営業時間:10時〜19時
定休日:月曜日・第3日曜日
URL:http://www.rakusyou.net
e-mail:info@rakusyou.net

※取扱商品の在庫につきましては上記までお問い合わせください。

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