プロダクト

滋味豊か、石垣島が薫る日本で一番有名なご当地ラー油

この商品について

 「なんで日本のラー油は餃子を食べる時しか使わないの?」
中国・西安出身の辺銀暁峰(ぺんぎんぎょうほう)さんは日本に来て不思議に思った。餃子発祥の地として知られる西安では、ラー油は各家庭で手作りされるほど食卓に欠かせない調味料。日本では醤油や味噌のような存在だ。
辺銀家では暁峰さんが得意の餃子作りを、料理好きな愛理さんがラー油作りを担当。石垣島に移住すると、愛理さんは島唐辛子やピパーチ(島コショウ)といった島の食材を使ってラー油の原型を作り、現在は暁峰さんとスタッフでこれを作り続けている。

 唐辛子と植物油で作るピリ辛調味料のラー油と違って、辺銀食堂特製のラー油は数種類の素材を使った具材も一緒に食べる新たな調味料である。島の香辛料やウコンなどの薬草は昔から命薬(ヌチグスイ)と呼ばれ、体にも良いそれらをたっぷり使って作る特製の「辺銀食堂の石垣島ラ−油」は、それ自体を命薬と呼んでいい。子どもからお年寄りまで食べられる、まろやかな風味が特徴。

 2000年に、島の商店街のイベントで初めて、辺銀家特製の石垣島ラー油を50個販売したところ、売れたのはたったの2個。残った40個以上は島内外の友人や知人に配られる運命にあった…。
 それが巡りめぐって、わしたショップの店長や料理研究家、雑誌編集者などの目にとまり…、沖縄県内で初めての具材が入った石垣島ラー油は次第に日本全国に広まっていく。

 冷や奴やサラダのトッピングから、炒め物やスープなどの味つけまで。辛味が少なくマイルドで、旨味が凝縮された具材そのものが広く薬味や調味料として応用でき、「石ラ−レシピ」なる料理も登場。石垣島の命薬と中国の食文化を掛け合わせたハイブリッドな調味料は、今まで日本になかった「食べるラー油」という食文化の火つけ役も果たした。

 石垣島の食材などを使い、丁寧に手作りする製法は製造当時から変わらない。素材や天候などを配慮して仕込む辺銀さんのさじ加減は、他では真似のできない味わいを醸し出す。予約してでもぜひ味わいたい、滋味豊かな石垣島が薫る逸品。

メイン写真 : 石垣産の島唐辛子、ピパーチ、塩の他、ウコン、黒糖、中国・西安から取り寄せる山椒などをブレンドした辺銀食堂の石垣島ラー油。100g入846円(直営店価格)
写真1 : 丸一日かけて何種類もの素材を、各素材の状態や日々の天候などを見極めながら職人技で仕込んでゆく。大きな寸胴鍋をかき混ぜる暁峰さんの手にはタコが
写真2 : 手間ひまをかけてギュッと旨味を凝縮した具材はマイルドで美味。食べるラー油と呼ばれる理由はここにある
写真3 : ラ−油の製造はもちろん、ボトル詰めから包装までオール手作業。大量生産ができず、注文に追いつかない状態が続いている(旧ラー油工房での様子)
写真4 : 辺銀暁峰さん、愛理さん。石ラーは国境を越えたご夫妻のライフスタイルが生み出した賜物(ゆいロード沿いの辺銀食堂前にて)2012年には石ラー誕生秘話が「ペンギン夫婦の作り方」として映画化された。

文=来すみか
写真=西野嘉憲
ディレクション=momoto編集部

ここがフラッグシップ!

石垣島伝承の命薬(ヌチグスイ)を普段づかいできる調味料にアレンジ。
全国に波及した「食べるラー油」の原点

辺銀食堂の石垣島ラー油 - 有限会社ペンギン食堂 石垣島ラー油工房

辺銀食堂の石垣島ラ−油(商標登録第5139092号)
2000年、石垣島ラ−油の製造・販売開始から間もなく、石ラ−と相性ぴったりな島餃子などが味わえる辺銀食堂をオープン。食堂で石ラーを使ったさまざまな料理を提供し、「ラー油は餃子のおとも」という日本人の固定観念をひっくり返した。石ラーはファンがつけた愛称。
「ラー油の製造・販売と沖縄の食材を使った料理の提供を通じて、沖縄の自然や文化などを多くの方に紹介することを目指しています」

商品についてのお問い合わせ

有限会社ペンギン食堂 石垣島ラー油工房
住所:石垣市大川288-5
電話:0980-88-7030
営業時間:9時〜18時
定休日:日曜・不定休
URL:http://penshoku.com/

※2010年6月掲載、2014年8月加筆修正
※取扱商品の在庫につきましては上記までお問い合わせください。

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