プロダクト

古典にインスパイアされた紅型フレーバーのテキスタイル

この商品について

 紅型からインスピレーションを受けてテキスタイルをデザインし、オリジナルのプリント生地で洋服や雑貨を製作している新進ブランド、「green flavor」。

 デザイナーの村山かほりさんが紅型と出合ったのは、東京。服装デザインの専門学校に通いながら大手アパレルメーカーに勤めていたころ、会社の先輩から紅型柄の和紙をプレゼントされ、その鮮やかな色使いにひと目で魅了されたという。
「染織家で人間国宝の鎌倉芳太郎さんの紅型和紙でした。もともとカラフルなプリント柄が好きだったのですが、自分が作りたいものはこれだ!と運命的なものを感じたんです」

 その後すぐに「紅型プリントの洋服」の企画書を書いて温めていたというかほりさんは、3年後、夢を叶えるために単身沖縄に移り住む。沖縄では古典から新しいデザインまで、紅型についてのさまざまな情報を集め、技術を学んだ。一度は職人になる道も考えたが、「私にできることは、紅型をテキスタイルとして洋服で表現すること」。着物の生地巾でデザインされている紅型を洋服の生地巾でデザインし、紅型モチーフのプリント生地を作ろうと決意。紅型を新しいものにしたいと考えた。
「それならば、紅型職人を目指すのではなく、紅型モチーフのプリント生地を作ろう」と決意。文献などで特に古典柄を研究し、顔料の発色や隈取りの組み合わせなどを参考にしながらも、紅型では決して使われないミントグリーンやアイスブルーなどの北欧テイストも加え、オリジナルの紅型風テキスタイルを完成させた。生地へのプリント方法にもこだわり、できるだけ紅型の風合いに近づくように手捺染(ハンドプリント)を採用している。

 こうして生まれたgreen flavorの初回コレクションには、2パターンのオリジナル生地を使ったワンピースやシャツ、ベストなどのレディースラインがそろった。沖縄の木漏れ日や手作りの温もりを感じさせながらも、どこか都会的なそのテキスタイルデザインは、これまでの紅型のイメージを一新させてくれる。
「紅型らしい明るいテイストを生かしながら、都会でも着られる色使いやデザインを提案していきたいですね」

メイン写真 : 切りっぱなしの2段フリルがついたシャツワンピース。ボタンを開ければ羽織ものにも。素材はレーヨン70%・麻30%、サイズはフリー、各1万9,900円
写真1 : 古典柄から得たインスピレーションに、今風の北欧テイストを加えたテキスタイルデザイン
写真2 : かほりさんが「運命的なものを感じた」という、人間国宝・鎌倉芳太郎氏の紅型和紙
写真3 : 現在展開しているテキスタイルは2パターン。手捺染プリントでアンティーク感を出している
写真4 : 自宅兼工房で一つひとつ手作り。洋服の他に、名刺入れやバッグなどの雑貨も製作
写真5 : 大手アパレルメーカーで培った技術を生かして、今後はメンズやキッズのウエアも展開する予定
写真6 : 色柄が鮮やかな分、さまざまなスタイルで着こなせるように、ベーシックなラインを心がけている

文=高野純一、原田ゆふ子
写真=武安弘毅
ディレクション=momoto編集部

ここがフラッグシップ!

新しいテイストを取り入れた紅型風のテキスタイルと、オリジナル生地から生み出される新進デザイナーの洋服や雑貨類に、伝統工芸とはまた違った紅型の可能性が感じられる。

シャツワンピース - green flavor

green flavor
デザイナーの村山かほりさんは1982年大阪生まれ。ユニクロ、EAST BOYなどのアパレルメーカー勤務を経て、紅型柄の洋服を作るために2008年11月来沖。2009年11月にオリジナルブランド「green flavor」を立ち上げ、ホームページでの商品販売を開始する。現在は、那覇市久茂地のデパートりうぼう2F「made in Okinawa」コーナーでも販売中。

商品についてのお問い合わせ

green flavor
電話:098-911-0418
e-mail:shop@green-flavor.shop-pro.jp

※取扱商品の在庫につきましては上記までお問い合わせください。

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