生命力みなぎるアート&スチールワーク
この商品について「昔から変わらないですよ」と本人はいうが、その絵は見るたびに進化する。木から林へ、林から森へ、そしてジャングルへと育って行く自然のように。可憐な花、高層ビルの建ち並ぶ街、飛び交う鳥。どの作品からも、生命力みなぎる自然の力強さを感じる。そしてどの絵も鉄筋のようなフォルムの線が印象的で楽しい。
アート&スチールワークアーティストとして活躍する大城英天さん。その経歴もまた魅力的である。子どものころから絵が好きで、中学のころには友達のジーンズに絵を描いたり、高校生のころにはアルバイトでクラブの壁画を描いていたそうだ。そして専門学校卒業後、工事現場の鉄筋の組様に美しさを感じて、鉄筋工に。以後12年間、一人前の鉄筋工目指して働いた。もちろんその間も創作活動は続け、現場からもらってきたベニヤや大きなダンボールに描いたり、鉄筋で椅子やテーブルなどを制作していた。
「電話しながら落書きしている感じです。何を描くか決めずに、いつもその時のインスピレーションで。スチールワークも空中に線を引く感覚で、360度分の絵を描いている感じです」
2002年の初個展以後、県内外での個展を中心に、沖縄の有名ブランド「YOKANG」とのコラボや「MONGOL800」のCDジャケット制作、「MONGOL800」のキヨサクを中心に「Dragon Ash」のATSUSHIらが参加するセッション集団「The NO PROBLEM's」でのライブペインティングなど、その活動は幅広く精力的である。個性的な創作スタイルは、テレビや雑誌などのメディアでも広く取り上げられた。
2008年には初の海外個展をニューヨークで開催。今年の3月に開催した香港での個展をきっかけに、香港のトップカメラマンWilliam Soとのコラボも実現。今や活動の場は世界へと広がる注目のアーティストである。
| メイン写真 | : | デイゴの花をモチーフにしたTシャツ(3,500円) |
| 写真1 | : | 建築が好きで、身の回りの建物や植物をモチーフにした絵をよく描いているという大城英天さん。この鉄筋のテーブルも英天さんの作品だ |
| 写真2 | : | 香港の個展に出品した作品に、帰って来てからダンボールの絵をプラスした。香港のイメージが溢れ出て、描き続けたそうだ |
| 写真3 | : | アトリエの入口にも可憐な花が描かれている |
| 写真4 | : | ミニサイズのキャンパスに植物をモチーフにした絵 |
文&写真=安村直樹
ディレクション=momoto編集部
ここがフラッグシップ!
アート&スチールワーク、そしてライブペインティングと、溢れ出るs感性は、日本国内はもとより世界でも注目を集めている

大城 英天
1972年豊見城市生まれ。大阪デザイナー専門学校卒業後、建築現場の鉄筋組の美しさにひかれ、鉄筋工の仕事に就く。仕事の合間に描きためた作品で、2002年初の個展を開催。以後、アートワーク・スチールワークアーティストとして、精力的に県内外で毎年個展を開催する。2008年7月、初の海外個展をニューヨークで開催し、2010年3月には香港でも個展を開催した。ライブペインティングや鉄筋を組み立てるライブパフォーマンスを行うなど、活動の幅を広げている。
















