プロダクト

沖縄という原点へ戻るための香りとして生まれた香水

この商品について

 沖縄には、さまざまな観光資源がある。観光スポットを見る=視覚、琉球民謡や波の音などを聴く=聴覚、沖縄独特の食材や郷土料理を味わう=味覚、この三つはコンテンツが充実している。では沖縄の香りを楽しむ「嗅覚」はどうか。そんな発想から香水「UTAKI」を開発したのが、株式会社オキネシアの金城幸隆代表取締役社長だ。
「使うなら柑橘系、それもカーブチーと決めていました。基礎データがないので、自分達でラボを借りて蒸留実験を始めたのが2003年。抽出データも自分達で取りました」

 オキネシアは自社工場を持たないファブレス企業だ。だが、商品開発に必要なデータがなければ、自前で基礎研究を行うことも辞さない。
「精油ができれば、せっけんをはじめ、いろんなアイテムの開発が可能になります。私は作りやすいものを作るのではなく、付加価値が高く、沖縄を代表するリーディングアイテムになるものを作りたかったんです」

 本場フランスで調香師にカーブチーの精油を試してもらった。オリジナリティを感じさせ、爽やかな中に深い大地の香りがするとの評価を得て、2006年に製品化にこぎつけた。一般的に、シトラス系の香りは人工香料が使われることが多いが、金城さんがこだわったのは、あくまでも天然香料。そのため、つけたてのトップノートから、ミドルノート、ラストノートと香りの変化が楽しめる製品が完成した。
「量販しなくてもいい。廃番にしないで、持ち続けることが大事です。沖縄の香りを身につけることで、原点に戻ることができる。そんなメンタル面を意識して、UTAKIと名づけました。ファッションツールというより、個人的に気合を入れたり、あるいはふるさと沖縄に回帰するツールだという風に私達は捉えています」

 外へとアピールする香りではなく、自分の内側へと向かう香り。プリミティブな存在感を評価するリピーターが増えている。

メイン写真 : パッケージはごくシンプル。内容量50ml 、原産国フランス、希望小売価格8,400円(税込)
写真1 : 主役の香りは、沖縄原産のカーブチー。沖縄の秋のフルーツで、さっぱりした甘みの味わい
写真2 : 人知の及ばない自然を崇拝し、森羅万象に神が宿るとする考え方が根づく沖縄。「UTAKI」は御嶽(うたき)と呼ばれる聖地からインスピレーションを得て名づけられた
写真3 : 株式会社オキネシアの金城幸隆社長。プランニングからパッケージデザイン、流通まで、豊かな発想で商品開発に携わる

文=いのうえちず
写真=武安弘毅
ディレクション=momoto編集部

ここがフラッグシップ!

天然素材にこだわり、カーブチーのエッセンシャルオイルを自社開発。シトラス系の香りをベースにした、爽やかなフレグランス

UTAKI - 株式会社オキネシア

株式会社オキネシア

沖縄県産の食材にこだわった「ざわわ」、「ぴりんぱらん」、「美ら蜜柑」などの食品類も人気のメーカー。既存の工場とのコラボレーションでさまざまなモノを作り、実績を上げている。UTAKIはフランスの製造工場とのコラボ作品だ。「沖縄の素材でイニシアチブを取ってモノづくりができるなら、地球の裏側にも行きます」と金城さん。

商品についてのお問い合わせ

株式会社オキネシア
住所:那覇市首里金城町4-71-12
電話:098-882-2577
URL:http://www.okinesia.com
e-mail:info@utaki.com

※取扱商品の在庫につきましては上記までお問い合わせください。

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