オキナワン デザイン

沖縄の図案

※クリックで画像が切り替わります。

 沖縄には伝統工芸品の加飾や柄としての図案がある。これらは庶民の生活や交易など生活の必要性から創作され利用されてきた。「伝統的図案」と「近年の図案」は沖縄を抽象的、具象的に表す要素となっている。

 まずは「伝統的図案」。沖縄らしさを象徴するものとして代表的なものは紅型の花鳥風月やその他の風物を表す図案、織物各産地の異なる技法で使われる絣や花織りなどの柄、漆器の鳳凰や葡萄栗鼠(ぶどうりす)などの加飾などである。紅型、織物、琉球漆器は従来の古典柄に加え、現在も新しい柄が数多く生み出されている。これらは素材と生産技術の基本ルールの元に創作される。この制限の中で生み出される図案は、すべてが共通の土台を持つ「様式化された美」として、統一感のある風格と厚みを表すものとなっている。

 次に「近年の図案」。前者の様式化された美に対し、全く違う発想を持つ。主に洋装地に使用される図案(モチーフ)は素材技法の基本ルールがなく、沖縄らしさとは何かを自由に表現するものとなっている。「色鮮やかなこと」「大柄であること」「沖縄の風物を表していること」など切り口は様々であるが、感覚的に「らしさ」を具現化する為には、柄はもとより「着ていることで涼しそうに見える」など素材との兼ね合いにも配慮して創作される。沖縄の特性を感性に訴求することが最も重要な要素となっている。

 沖縄の図案は連続模様やおおらかで大胆な表現などが特徴といわれる。これは年中絶えない花や緑や強い光線など自然や気候風土と密接な関係がある。沖縄の新旧の図案はそれぞれの時代を抽象的、具象的に表す要素となっている。

織物の絣単位図

 「絣」は絣糸を織機の上で手と組み合わせたり、ずらしながら織る方法で「手結」と呼ばれている。主に鳥や水、銭などの日常生活や風物が柄のモチーフになっている。糸をずらして模様をつくるという、シンプルかつ、強い制約の中で創作される単位図である。

織物の絣単位図

紅型の単位図

 図案は型紙を用いた連続模様による表現が基本であり、繰り返しのリズム感のある配置が重要である。単位図は中国をはじめ諸外国や日本文化の影響を受け、沖縄には存在しない花や鳥獣もモチーフになっている。現在も時流を反映する新しい柄が日々創作されている。

紅型の単位図

沖縄ウェディング

ビーチパーティー

Flagship OKINAWA Channel

実際の商品を手に取れるショップ