カルチャー

沖縄マニアの情報欲に応える三誌!『おきなわいちば』、『箆柄暦』、『momoto』沖縄発 カルチャーマガジンの今

沖縄の書店の郷土書コーナーには、文化、歴史、戦争、精神世界、写真集など、沖縄にまつわるさまざまな書籍がずらりと並び、その数は膨大。が、雑誌コーナーは年々寂しく、バブル期には、ひと月に何冊も発行されていた雑誌だが、県外出版社の発行するガイドブックをのぞけば、今県内で定期的に発刊されているのはほんの数誌だ。そんな数誌の特徴は、テーマが明確であること、地域に根づいていること、何かと何かをつないでいることなどが挙げられる。県外のリピーターに支持されている三誌を紹介しよう。

箆柄暦(ぴらつかこよみ)momoto
最新号vol.30の特集は「美人さんの日」。毎日の暮らしの中で、仕事に子育てにあたりまえのように頑張る沖縄の素敵な女性達を紹介しています。

おきなわいちば

「こころに良いもの、カラダに良いもの、それらはすべて私達の日々の暮らしにつながっています。『おきなわいちば』は、沖縄の元気な農産物や人々の暮らしを通して、いわゆるリゾート的な側面だけではない、普段着の沖縄を丁寧に紹介することで、こころにもカラダにも優しい生活を応援する、食と暮らしのマガジンです。丁寧に暮らすということや、きちんと食べることの大切さをしっかりと伝えていくことで、より深く沖縄の魅力を知ってもらいたいという思いを込めて、毎号作っています」と高安夏子編集長。
  創刊は2003年。もともとは沖縄県の農林水産物を県内外に発信していくことを主な目的としてスタートしたおきなわいちば。
  沖縄は観光産業が盛んだと言われるが、それはほんの一部にしかすぎない。県を支えているのは農業の比重が非常に高い。今でこそ、農業や漁業を見直そうと、声高々に叫ばれる時代だが、創刊当時はまだまだ「農業はキツイのに儲からない仕事。子どもには継がせたくない」と考える人がほとんど。そんな中、おきなわいちばでは、いち早く、生産者の顔が見える、安心・安全な食の見直しに取り組んだ。その後、どちらかというと生産者よりだった内容を、より消費者に近づける誌面作りを! と編集内容とデザインを大幅に見直し、6号より大リニューアル。コンセプトに、作る人と食べる人をつなぐ、暮らしと食のマガジンと明確に打ち出した。誌面に登場して、レシピを教えてくれたり生活の知恵を伝授するのは特別な食のスペシャリストではない。どこにでもいる沖縄のあんまー(お母さん)だったり、おばあ(おばあさん)だったり、カフェの店主だったり。そんな普通の人が、口に入る食べ物をこんなに大切に考えている、そんなところが、子どもを持つ主婦層を中心に、『おきなわいちば』が支持される理由なのかもしれない。

 今後は紙媒体の持つ魅力を最大限に活かしながらも、ウェブと連動した新しい試みなどにもどんどんチャレンジすることで、雑誌だけでは伝えきれない様々な要素も積極的に発信していきたいというのが課題であるとか。今号からは『おきなわいちばレシピ』のコーナーで紹介しているメニューを、そのレシピを紹介しているお店に行けば食べられるようにした。ただ見る、読むだけでなく、味わうところにまで読者を誘導することで、掲載されている情報をより身近に感じてもらえれば、との思いからだ。

  「沖縄料理ってチャンプルーでしょっ!」。

 そんなイメージを持っている人に、一度は読んでもらいたい一冊。本当の沖縄家庭料理にどれほどの手間ひまがかかっているか。あんまーの味はてぃーあんだ(手の油。手間ひまがかかっているという意味)。沖縄の食文化に触れてみてはいかが?

ディレクション=momoto編集部

おきなわいちば

■県内書店・コンビニ・インターネット、県内書店(一部)、わしたショップなどにて販売中
■体裁/A4判 88頁
■発刊予定日/3月、6月、9月、12月の5日
■発行部数/15,000部
■定価/500円(税込み) 
■発行/光文堂印刷株式会社

■発行・広告に関するお問い合わせ
〒901-1111 沖縄県南風原町字兼城577(沖縄県印刷工業団地内)
編集部
電話:098-889ー1048
FAX:098-835ー6111
営業部
電話:098-889-1131
URL:http://www.okinawa-ichiba.jp/

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